ウォーレン・バフェット

ウォーレン・バフェット

習慣とは非常に軽いものであり、普段はその存在にさえ気付かない。だが一度意識すると、非常に重く断ち難いものであることがわかる。

 

私の投資哲学の基礎は、ベン(ベンジャミン・グレアム)が著した『賢明なる投資家』の第八章「投資家と株式市場の変動」と第20章「投資の中心概念」に、ほぼすべてが書いてあるといっても過言ではないでしょう。この本は、人生最高の一冊です。

 

リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こるものです。

 

分散とは無知に対するリスク回避だ。だから勝手知ったる者にとって分散手法はほとんど意味を成さない。広範囲な分散投資が必要となるのは、投資家が投資にうとい場合のみだ。50から75の銘柄管理は私の手に余る。ノアの箱舟の投資をすれば、結局は動物園みたいなありさまになるだけだ。私は数銘柄を大量に持つのが好きだ

 

ただ一つ言えるのは、他人が慎重さを欠いているときほど、自分たちは慎重に事を運ばなければならないということです。

 

グレアムの教えに従うことで、愚かさに参加するのではなく、愚かさから利益を得る人々の一員になるのです。

 

お金は、ある程度まで、人を面白そうなところへ連れて行ってくれる。しかし、金があってもあなたのことを愛してくれる人の数が増えたりはしないし、より健康になれたりもしない。

 

最も重要なのは、自分の能力の輪をどれだけ大きくするかではなく、その輪の境界をどこまで厳密に決められるかです。

 

オーナーならば喜んで洗車するが、誰もレンタカーを洗車しようとは思わないでしょう?

 

ポーカーをやり始めて20分たっても、まだ誰がカモかわからない人は、自分がカモなのだ。

 

経営成績がよくなるか悪くなるかはどれだけ効率的に舟を漕げるかという点よりも、どのビジネス船に乗り込むかという点が大きく影響する。乗り込んだ船が慢性的に浸水していると気づいたとき、より前向きな対処法は浸水部をふさいでまわることより、船を乗り換えることだ。

 

愚か者でも経営できるビジネスに投資しなさい。なぜなら、どのビジネスにもいつか必ず愚かな経営者が現れるからだ。

 

ウォール街の常ですが、賢い人間が始めたことは、愚かな人間がやりだしたら、もうおしまいなのです。

 

ベン(ベンジャミン・グレアム)は、私の人生に最も影響を与えた人物です。ベンの教えに従うことで、投資において損をする側ではなく、利益を得る側の一員となることが、私はできました。非常に優秀な投資家が流行の理論を追うよりも、平凡な投資家がベンの教えに従う方が、より大きな恩恵にあずかれるはずです。

 

投資による十分な利回りを得るためには投資のエキスパートである必要はない。エキスパートでない場合は、自分の限界を認識して、道理にかなった収益を確実に拳げられるコースを選ばなければならない。

 

朝起きて息を吸う練習をする人がいないのと同じで、本当に優れた経営者は、 朝起きて「今日こそコストを削減しよう」なんて言わないものだ。

 

ある分野の第一人者、たとえば優秀なスポーツ選手や有名な芸能人が畑違いの事柄にまで首を突っ込んで、一般大衆に身の施し方をあれこれ指南しようとする風潮に、私は強い違和感を覚える。我々が投資で大きな利益を上げられるからといって、世の中のあらゆる事柄に関して良い助言ができるだろうか?こんな考え方は常軌を逸している

 

成功とは、いいと思うものを得ること。幸福とは、得るものをいいと思うこと。

 

ビジネスに携わっている間は、自分が今やろうとしている行動が、新聞記者の目に止まってもよいか、自分の妻や子供、友人が読む新聞の一面を飾っても恥ずかしくないかどうか。よく考えて行動して欲しい。たとえ、法的には問題がなくとも、普通の市民の立場から見ておかしいと思われる行動は一切とらない。周囲の人からそれなりの評判を得るには、20年かかる。だがその評判は、5分で崩れる事がある。そのことを頭に入れておけば、今後の生き方が変わるはずだ。

 

株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます

 

「辛抱強さ」や「冷静さ」は、知能指数よりも重要かもしれないと、私は思っています。

 

10年、20年経っても欲しいと思うものを作っているかどうか、これが私の投資判断の基準です。

 

「人を雇う時には、正直さと知性、エネルギーという3点に着目せよ」、誰かが言っていました。そして、いくら知的でエネルギッシュな人物でも、正直でなければダメだと言っていました。

 

あなたが車を一台持っていて、一生その車にしか乗れないとしよう。当然あなたはその車を大切に扱うだろう。必要以上にオイルを交換したり、慎重な運転を心がけたりするはずだ。ここで考えて欲しいのは、あなたが一生に一つの心と一つの体しか持てないということだ。常に心身を鍛練しなさい。けして心身の手入れを怠らないようにしなさい。じっくり時間をかければ、あなたは自らの心を強化することができる。人間の主要資産が自分自身だとすれば、必要なのは心身の維持と強化だ

 

「今はみじめだけど、これから10年間は素晴らしいものになる」などと考えて行動してはいけません。あるいは、「今はこれだけしか稼げないけど将来はこの10倍稼げる」などと考えて行動してもいけません。今、楽しめないものを今後10年間に楽しむことが出来るでしょうか?たぶん、それは無理でしょう。今、好きなことをやりなさい。

 

企業の実態がマーケットや株価に反映されるまでに、随分と時間がかかってしまうことがあるかもしれません。しかし、事業の成功が一般に認知されるのにどんなに時間がかかろうとも、その企業が期待通りの高い成長をする限り、問題はありません。むしろ、認知が遅くなった方が、投資家にとって都合がいい場合が多くあります。投資家にとってバーゲン価格が続くわけですから。

 

陸の上を歩くことがどういう事かを魚に説明することが出来るでしょうか?たぶん、何千年説明しても説明しきれないでしょう。でも、一日歩いてみれば、たちまち全てがわかるはずです。