マーク・ザッカーバーグ

Mark Zuckerberg

世界をより開かれた、よりつながりの強いものにする社会的な使命を達成するためにフェイスブックを設立したのだ。お金を儲けること自体は目的ではない。

 

今、この瞬間にアフリカで餓死している子ども達よりも、家の庭で死んでいるリスに人々は関心を抱いてしまうものだ。

 

一度シリコンバレーで働くと、キャリアの最後までそこにいなければという気持ちになるかもしれない。しかしシリコンバレーだけがエンジニア達にとって唯一の場所かというとそんな事はない。もしも今起業したのなら、僕はボストンに留まっていただろうね。シリコンバレーというのは、短期的な視野しか持たせないところがあって、僕はそれが嫌なんだ。

 

僕は毎日のようにこう自問している。「今僕は自分にできる一番大切なことをやっているだろうか」と 。

 

めまぐるしく変化する時代において、必ず失敗する戦略がある。それは一切のリスクを取らないという事だ」

 

僕は早くに会社を作ることには否定的だった。大学にいた頃、世界が進んでいく方向について友達とよく議論していて、それが起きるところを見ることはもっと気にかけていた。僕たちはこれ(Facebook)を作ったけれど、会社になるとは考えていなかった。ただ、最高だと思ったから作っただけだった。

 

僕はまだほんの子供にすぎない。だからすぐに退屈してしまう。でもコンピュータには熱くなれる。

 

Facebookという会社のカルチャーは非常にオープンです。僕と社員の間もオープンだけど、社員同士でもオープンで密接な交流が図れるようにしています。会社のオフィス設計もオープンです。広い部屋にデスクがずらっと並んでいて、誰も個室を持っていません。僕らが人と会うための会議室はあるけど、それはガラス張りで外から何が起きているかすっかりわかります。

 

普通の会社とは違い、僕たちは金儲けのためにサービスをつくっているのではなく、いいサービスをつくるためにお金を稼いでいます。

 

お金がいくらもらえるかは問題ではない。長期的な考え方をする人と手を結べ。相手を出し抜こうとしない。常にオープンで正直であれ。コミュニケーションを怠らずに。友人に電話し、同僚の助言を聞き、憧れの人には声をかけろ。

 

世界はオープンであればあるほどいいというのが僕たちの考えです。情報が多ければ多いほどよい選択ができ、世の中に大きなインパクトを与えられます。

 

次にやるべきことが何かなんてわからない。僕のやり方は、大きなものをつくるんじゃなくて、小さなプロジェクトを積み重ねていって、最後に一緒にすることなんだ。

 

僕たちがつくり出したのではない。社会がやがて受け入れていったのだ。

 

フェイスブックでは「ハッカーウェイ(ハッカー精神)」という独自の企業文化を育ててきました。これは、「最初から完璧を目指さず、こまめに修正、改善を繰り返すやり方」です。シリコンバレーの本社オフィスの壁に書かれた「完璧よりとにかく実行を」という言葉を見ては、この姿勢を忘れないようにしています。

 

僕自身が会社の使命とするところを体現した生き方をしようと思っています。僕の生活でそれ以外のことについてはギリギリまでシンプルにしておきたい。

 

大きな企業変革を経験すれば、以前と同じではいられない。もし僕たちがYahooに売っていれば、彼らは何か違うことをしていただろう。自分の考える会社のビジョンを続けたければ、売ってはいけない。なぜなら、売ってしまったら何かしらの変化は不可避だから。

 

少しひねくれた事を言うと、徐々に人々がFacebookを過小評価する時期に入ってきていると思う。これは僕には喜ばしい事だ。なぜなら過度な期待が無い事によって、今まで以上に魅力的な賭けに挑戦する自由が得られるわけだからね。

 

人々は、君が他人からどう言われているかなんて気にしない。もっと言うと、君がどんな事を言っているかすらどうだって良いんだ。重要なのは、君が何を成し遂げたかという事だけさ。

 

僕がフェイスブックをつくったのは、会社をつくるためではありません。「世界をよりオープンで、皆がつながり合える場所にする」という使命を果たすためです。

 

素早く行動し、不要なものは捨てる。何かを捨てなければ素早く動けないからだ。

 

ハッカーは、マスコミではコンピュータへの不正侵入など悪い意味で使われることが多いですが、本来ハックとは「ものごとを素早くやってのけ、可能性を広げる」ことを意味します。

 

人々が情報をもっとオープンに交換するようになれば、世界はもっと良い場所になる。フェイスブックはその実現を助ける。