ジョゼップ・グアルディオラ

ジョゼップ・グアルディオラ

メッシはベストだ。ほかの人たちには申し訳ないが、この子は別物なんだよ。メッシの地位に占めたいと願っている人たちには気の毒だが、それは不可能だ。

 

選手たちは試合において全力で走り、勝つための努力を惜しまないだろう。自分の言葉の強さを信じているが、それだけでは充分でないこともわかっている。それを見たファンは、必ずチームのことを誇りに思うはずだ。選手たち個々のレベルの高さは言うまでもない。あとは、全員が限界まで努力できるかどうかが重要だ。

 

シャビ、お前は俺を引退させるだろう。でも、お前はイニエスタに引退させられるよ

 

シーズンが始まる前、このチームにとって最も大切にしなければならないものは、ロッカールームの雰囲気だと悟った。

 

このチームの素晴らしいところは、常に私の要求に結果で応えてくれるところだ。

 

メッシは学業が苦手で、人生で本を1冊も読み通したことがない。大好きなマラドーナの自伝も途中で投げ出したことは有名だ。だが彼には本を読む能力は必要ない。プレーやゲームを読む能力があるのだから

 

バルサは歴史的に見て、いつでも優勝するメンバーが揃っている。今回、優勝監督になれたのは、クラブと選手の質に助けられたからで、戦力が限られた他チームでは優勝できなかったはずだ。

 

チームの本当の強さを確かめるには、逆境で自分たちを試すほかない。それに打ち勝てば、その強さが本当であると誰もが認めるだろう。

 

パスより速いドリブルはない。

 

結局、我々は見ている人たちに対してサッカーをしているのであって、選手たちにそれを意識してほしいと思っている。世界が君たちのサッカーを見ているんだ、と。どんな状況でも、君たちはフィールドに立つ資格があると自覚し、どれだけ素晴らしいプレイができるかを思う存分見せてほしい。

 

才能があっても、トレーニングの積み重ねが必要なことに変わりはない。

 

クライフは、私を育てたというよりむしろ、自分に期待し、心から信じてくれたのだと思う。この世界には、素晴らしい才能を持ちながら、それを開花させることができずに消えていく選手がたくさんいる。そんな中で、能力を発揮するチャンスを与えられた。クライフには本当に感謝している。

 

まずは、クラブの基盤がしっかりしていること。そのほか、経済的な面でも世界有数の選手と契約できる環境がある。そして、クラブを支えている多くのサポーターがいる。世界にはバルサの哲学を愛してくれている人々がたくさんいる。それがなければ、我々はまったく違った環境にいるだろう。

 

私が移籍を決めたのは彼(ロベルト・バッジョ)がいたからだ。彼とプレーできることはビッククラブへの移籍よりはるかに魅力的だ

 

明確なのは、楽しく笑顔が生まれる環境ほど、物事は成功しやすいということだ。我々はそういった環境を作り出そうとしている。

 

クライフが現代サッカーの基礎を作り、バルサの基礎を作った。そして、それを発展させ現代化させるのは、彼に続くバルサの指導者たちの役割である。

 

これから行うトレーニングの成果、取り組む姿勢や努力の結果を信じている。また、言い訳することができないほどの才能を持った選手たちがいるのだから、結果が出なければ、それは監督である私の責任以外の何物でもない。決して簡単な道ではなく大きな挑戦だが、それ以上のやりがいがあると信じている。

 

サッカーは、重要でないものの中で一番重要。

 

勝利の鍵は、選手たちの才能と彼らの真剣にトレーニングに取り組む意識の高さだ。才能ある選手たちが、死に物狂いでやっている。それがなければ、勝つことはできなかった。

 

マシアにはサッカーのトレーニングだけではなく、普段の生活のすべてがある。私はマシアでの生活が大好きだった。毎日、“うまくなる”ためだけにトレーニングをする。しかも、目の前に憧れのカンプ・ノウがあり、それが自分の夢を常に追いかけるモチベーションになる。これ以上の環境はなかった。

 

矛盾しているように思えるかもしればいが、攻撃的なチームを作ろうとすればするほど、相手からボールを奪うという観点で、守備的な規律やルールが必要になる。

 

私のサッカー哲学にシークレットはない。必要なのは、才能ある選手と日々のハードトレーニングだけだ。

 

私の挑戦は、自分自身のサッカーに対する考えを選手たちにどう伝えるかに尽きる。それができれば、ファンは我々のやることを誇りに思うようになるはずだ。必ずうまくいくと信じている。