スティーブン・R・コヴィー

スティーブン・R・コヴィー

成長という自然のプロセスにおいて近道をしようとすればどうするだろうか。たとえば、テニスの初心者であるにも関わらず、人に格好良く見せるために上級者のように振舞ったらどうなるだろうか。答えは明白である。こうした成長のプロセスを無視したり、近道したりすることは絶対に不可能なのだ。近道を探すことは結局、落胆とフラストレーションをもたらすだけである。

 

大きな成果を出す人は、問題点に集中しているのではなく、機会に集中している。

 

自分の身に何が起こるのではなく、それにどう反応するかが重要なのだ。

 

あなたはどんな状況下でも、自分がどう影響されるかを自分で選択することができる。あなたに起きた出来事あるいは受けた刺激と、それに対するあなたの反応との間には、あなたの自由、すなわち反応を選択する能力が存在しているのだ。

 

収穫の法則というものがある。蒔かれたものを刈り取ることができるということであって、それ以上でも、それ以下でもない。自然の法則は不変であり、正しい原則に生活を合わせれば合わせるほど、我々の分別は高まり、世界の本当の構造を理解でき、パラダイムは正確なものになってくる。

 

私たちの人格は、繰り返される習慣の結果として育成されるものである。習慣によって無意識のうちに生活のパターンが決められ、人格が育成され、そして生活そのものが効果的あるいは非効果的なものになってしまう。

 

人間関係について私がいままで学んだ最も大切な教訓を要約すれば、「まず相手を理解するように努め、その後で自分を理解してもらうようにしなさい」ということである。この原則が、人間関係における効果的なコミュニケーションの鍵なのである。

 

問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。

 

人間関係におけるほとんどの問題は、役割と目標を取り巻くあいまいな期待、あるいはお互いの期待像の相違に端を発している。

 

私たちが目標を達成するには二つしか方法はない。時間を投入して自分で実行するか、他の人に仕事を任せるかのどちらかである。自分で時間を投入する場合は能率を考え、人に任せる場合は効果を考えるべきである。

 

人生で唯一最大の結果を生み出す投資は、自分自身に投資することだ。つまるところ、人生に立ち向かうため、そして貢献するために仕える道具は、自分自身しかないのであり、自らの業績はすべて、その道具を活用してつくり出すものである。

 

最大のリスクは、リスクのない人生を送るリスクである。

 

信頼されることは人間にとって究極の動機づけである。それは人の最善の姿を引き出してくれるものである。しかし、それは時間と忍耐が必要だ。そして、その信頼に応えられるレベルまで能力を引き上げるための訓練が必要になることもある。

 

非常に素晴らしい親子関係を築いている人が、次のように述べている。「一人一人の子供に対して、それぞれ違う接し方をしてこそ、公平に接することになる」

 

成長を続けるためには、私たちは学び、決意し、実行し、さらに学び、決意し、実行し、そして、なおも学び、決意し、実行しなければならないのである。

 

効果的な目標設定とは、活動や手段よりも、最後に到達する結果の方に重点を置くものだ。どうなりたいかを定義すると同時に、目標に対していまどの段階まで達しているのかも教えてくれるものである。どうしたらそうなれるのかということについて大切な情報を与えてくれる。

 

人間関係づくりに最も大切な要素は、私たちが何を言うか、何をするかということではなく、私たちはどういう人間であるのかということである。

 

人間の成長過程には、しかるべき順序とプロセスがある。子供はまず寝返りを覚え、座り、這うことを学んでから、はじめて歩いたり走ったりすることができる。各段階ともそれぞれ大切であり、またそれぞれに時間がかかる。どの段階も飛ばすことはできない。

 

本当の安定は、財産を持つことではなく、財産を作り出す能力を持つことである。つまり、外的なものではなく、内的なものなのである。

 

問題の見方こそが問題なのである。「問題を一刻も早く解決してくれるような手っ取り早い解決方法はないだろうか」自らの問題に直面したとき、あなたはいつもこう思ってはいないだろうか。こうした即効性ばかりを求める問題の見方こそが問題なのである。