ニコラ・テスラ

Nikola Tesla

天才とは、1%の直観と99%の徒労である。

 

発明の究極の目的は、自然を人類の必要に役立てながら、物質世界を超える、精神の完全なる支配を得ることである。

 

私は実際の作業を、性急に進めるような事はしない。まずは、頭の中で装置を動かし、改良を行っていく。実際に工場で試験を行うのも、思考の上で試すのも、大した違いはないのだ。

 

あまりに多くのアイディアが、頭を通過したので、飛び去る前に、捕まえられたものは、わずかだった。

 

現在は彼らのものかもしれないが、未来は私のものだ。

 

エジソンは、1ダース以上の、ノーベル賞に値するよ。夫の世話を生甲斐とする、稀有な女房に恵まれなければ、無趣味と無頓着のために、もっと早死にしていただろうが。

 

発明家は、情熱的な激しい性格の持ち主だ。女性を愛してしまうと、全身全霊で打ち込み、得られるものは、すべて、与えてしまうだろう。だから、結婚した男に、偉大な発明などできない。

 

直観は、知識を超越する。われわれの脳の中にある、素晴らしい組織に比べれば、論理や計画的な努力は、取るに足らないものになってしまう。

 

私はエジソンの行う実験の哀れな目撃者のようなものであった。少々の理論や計算だけで彼は労働の90%を削減できただろう。しかし彼は本での学習や数学的な知識を軽視し、自身の発明家としての直感や実践的なアメリカ人的感覚のみを信じていた。

 

私は、実際の作業を、性急に進める事はない。まずは、想像の中で、組み立て作業を開始する。頭の中で、装置の構造を変え、改良し、操作する。思考の中で試行しようと、工場の中で試験しようと、私には関係ない、タービンの回転の不均衡さえ分かる。