澤穂希

澤穂希

W杯の決勝という最高の舞台でアメリカと対戦できるということは、サッカーの神様がチャンスをくれたのだと思う

 

ワールドカップに行く前に、「このメンバーなら絶対メダルを取れる」って言ってたんですけど。本当にみんな、すごい自信に満ち溢れていましたし、自分自身もなぜか分から無いし、それがなぜかって聞かれても分から無いですけど、勝てる気がしたんですよね。

 

攻撃したいから、相手のボールを奪いたい。どうすれば上手くインターセプトできるかは考えていないけれど、攻撃するためにはまずボールを取らなくちゃ、とは常に思ってる。

 

苦しい思いをすると、同時にもっとやれる自分が見えてくる

 

もう毎日サッカー、サッカーでしたね。練習は週5回あったし、土日は必ず練習試合が入っている。とにかくサッカーをするのが大好きで、楽しくて。そのまま今まで来たような感じなんですけど(笑)。

 

アシストがあればこそ。宮間(あや)のボールはいつもいいボールで合わせるだけでいい。このゴールは宮間のゴールといってもいいものだと思います。

 

自分がプレッシャーだと思えばプレッシャーだし、そうじゃないと思えばそうじゃなくなる。私はプレッシャーだと受け取らずに、マイペースにやっています。

 

何をやるにしても壁はある。壁にぶつかるからこそ、人はがんばれるんだと思う

 

たまたま蹴ったボールがゴールに入ったのが嬉しくて(笑)。すぐに「私もサッカーをやりたい!」となりました。

 

壁にぶつかるからこそ、人はがんばれるんだと思う。

 

大会はいつも敗戦の悔しさで終わる。いつか、最後の試合を笑って終わりたい。負けて得るものも確かにあるが、タイトルを手にすることで得られるものは、とても多い。

 

夢は絶対に逃げない

 

授賞式に行って、隣にメッシ選手がいて、自分の名前が呼ばれた時は頭が真っ白で、何が何だか分からなかったです。この賞をもらったのはアジアで初、日本女子サッカーにとっても大きな意味のあることだと思っています。たくさんの子供たちに目標や夢を持ってもらえたらいい。「不可能はない」ということを証明できた。最高の仲間がいたからこそ獲れた賞なので、感謝しています。

 

ここがチャンスだと思っていました。勝たなければならない、というプレッシャーがかかるのは、ドイツの方。私たちには、失うものがない。自分たちのサッカーをやれば、勝てると思いました。

 

靴はいつも右から履きますね。それが自分のルーティンというか。

 

なにかにぶつかるときは、なにかを越えなければいけないときだと思います。それは、自分が成長するために絶対に必要なことですし、チャンスでもあります。

 

わたしは、何も一番じゃないんです

 

行動すればやる気が湧いてくる

 

集中力というのは、何をするのにも楽しくやることが大事なんだと思います。楽しいことを仕事にしていたり、楽しいことをやっていたりするときは、たぶん自然に集中しているんだと思います。

 

苦しくなった時は、私の背中を見なさい

 

なでしこの良いところは、純粋にみんなサッカーが好きで、ひたむきに頑張る姿勢だったり、あきらめ無いところだと思うので、そういったところを最後まで見ていただければ好いなと、思います。

 

有頂天になったら、そこまでの選手ですよ

 

苦しい時間帯に、経験のある選手が声をかけて若い選手の気持ちを上げていくのはもちろんですけど、やっぱり口だけじゃなくて、自分がグラウンドで表現していかないとついてこないですよね。『絶対に勝ちたい』という気持ちを前面に出していくというか。勝ちたいという気持ち。絶対に負けたくない。

 

失敗しても取り返せばいい

 

サッカーで一生満足することはない。現役は1度だけ。

 

「夢が実現した」という喜びに浸れるのはわずかな時間しかない。そして、実際に“表舞台”に立っているときは、喜びを味わう余裕なんてまったくなく、必死でもがき苦しんでいるとことも多い。

 

出場する選手達は出られない選手の分までやらないとけないって、みんな感じていて、チームが熱くなりますね。チームというのは、本当にいいです。

 

ひとつの夢を叶えたら、今度は次の夢に向かって走り出す。夢や目標を持っていないと、なにかに向かって頑張れないですし、自分を追い込む意味でも、また楽しむためにも、夢や目標を設定するのは絶対に必要だと思います。

 

謙虚こそ最高の先生

 

夢や目標のスケールは、大きくても小さくても構いません。他人と比べる必要もまったくありません。そのときの自分に合った夢であったり、目標に向かって頑張ってほしいと思います。

 

どんなに苦しくても、一人じゃないから。絶対に苦しい時間帯はあると思うけど、一人じゃないし、みんながいるから。

 

目の前にある壁や問題を、まずはちゃんと自分のなかで受け入れることから始めます。ケガをしてしまったり、病気になったとしても、その事実から顔を背けはしません。スランプに陥って自分が思うようにサッカーができなくても、決してあきらめたりもしません。

 

すべてをポジティブに捉える必要はありません。落ち込むときはとことん落ち込めばいいし、気持ちが下がるところまで下がったらあとは上がるだけなので、もがいて、苦しんだほうが壁を乗り越えられるはずです。自分はいつもそう思っています。

 

私は単純にサッカーが楽しいから、ボールを蹴り続けています。

 

サッカーの神様などいない。頼れるのは自分だけ