田中将大

田中将大

人生に無駄なんて事はない。この時間を生かすも殺すも自分次第。

 

メジャーリーグだって、昔は考えたことがなかった。あまりに遠くの話だった。だから、自分の中では仕事場がアメリカに移っただけ。

 

両親には感謝しています。ここにいるのは両親のおかげですから。

 

多分キャッチャーをやっていたからというのもあると思うんですけど、体の軸を右側に残しておくことも重要です。足が着いたときでも軸が右(後ろ)にあれば、自然と肘が上がってくると思うし。マウンドは傾斜がありますが、意識は後ろに重心を残した状態で足を着くという感じです。

 

やるべきことをやる。ただそれだけのこと。

 

これだけは変えられない、これだけはずっと持っていないといけないというものを大事にして欲しい。ブレてはいけない。絶対に軸がないと駄目です。

 

ルーティンを作るのが面倒くさいんです。試合中にアレをやってなかったって不安になるのは嫌だし、それを言い訳にしたくないじゃないですか。試してみたこともありません。それに頼って安定する人はもちろんいるだろうし、自分をコントロールするためのひとつの方法だとは思います。でも僕には、そういうものは必要ありません。むしろ余計なことはあまり考えないようにして、自然に試合に入ることが大切だと思っています。

 

本格派だろうが何派だろうが、抑えりゃいいんですよ。

 

高校のときやプロ2年目までは腕をガチガチに固めて投げていました。それだとやっぱり瞬間の力というのは出ないので、できるだけ力を抜いてと今は考えています。

 

遠い未来は目指さない。常に「明日の目標」をクリアし続ける。

 

とにかく自信を持ってやるということに尽きると思います。自分自身が自分を信じてあげないと、相手と戦えないし、チームからの信頼を得ることもできない。マウンドに上がれば、自分を疑うことはありません。いつからそう意識し始めたのかは覚えていませんが、もちろん最初からできたわけでなく、いろんな経験を積み重ねてきて、自分のものにしてきたからこそ、今の自分があるんだと思います。

 

今日みたいな試合は完璧なピッチングをしないといけないし、絶対的なピッチャーであれば、あの場面でマウンドを降ろされることも無かったと思います。自分としては絶対的なピッチャーにならなければならないと思いますし、まだまだ自分の位置に満足はしていませんので、高いところを目指して投げて行くだけですね。

 

日本一になったことで、チームや僕に対する周囲の期待は、さらに大きくなるだろう。これからも、どんな期待にも応えたいと思っている。

 

「開かない」というのはもちろん意識しています。投げにいくときは絶対に反動をつけるんですけど、自分の中では極力余分な反動をつけないようにしています。ブレるのが嫌なので。

 

Kスタ宮城で名前がコールされた時の歓声、勝った後に球場全体からわき起こる拍手。ファンの声援は本当にうれしいし、力になっている。

 

こういう大事な試合で投げるためにヤンキースに来ました。やはりプレッシャーのかかるゲームではありますが、一野球選手として、こういう場で投げられるということは、自分が求めていた部分でもある。内容はどれだけ汚くても、失点を防いで、投げることが大事だと思っているので、相手もいいピッチャーですし、どういう形であれ失点を防いで、いい形でリリーフ陣に繋げることが大事だと思っています。

 

その時はどうして打たれたかを考えればいいだけです。打たれるのは、自分に理由がある。足りない部分があるわけです。すべてが完璧な人間はいないですから、打たれることがあるのも負けることがあるのも当たり前。次にそれを繰り返さないような努力をするだけです。すべての現象には理由があるんです。ただやみくもに自分を信じるというよりも、きちんとひとつひとつ考えながらやっていくしかない。打たれる理由をひとつずつ消していくしかないんです。

 

僕はもともと野球エリートじゃない。中一のときはレギュラー入りすらできなかった。プロに入っても最初は試行錯誤だった。結果、なにがあっても「しょうがない」と思えるようになった。打たれても「しょうがない」。次の打者に気持ちを集中する。負けても「しょうがない」。次の試合に全力を尽くす。