豊臣秀吉

豊臣秀吉

負けると思えば負ける、勝つと思えば勝つ。逆になろうと、人には勝つと言い聞かすべし。

 

 戦わずして勝ちを得るのは、良将の成すところである。

 

人と物争うべからず、人に心を許すべからず。

 

主従や友達の間が不和になるのは、わがままが原因だ。

 

猿・日吉丸・藤吉郎・秀吉・大閤、これも又皆がいやがるところでの我慢があったればこそ。

 

やるべき事が明確であるからこそ、日夜、寝食忘れて没頭できる。

 

主人は無理をいうなるものと知れ。

 

ひそかにわが身の目付に頼みおき、時々異見を承わり、わが身の善悪を聞きて、万事に心を付けること、将たる者、第一の要務なり。

 

それは上々、一段の吉日にござる。信長公のために討ち死にするは覚悟のうえ、二度と生きて帰ろうとは思わぬ。さてまた光秀の天命が尽きれば、大利を得て、思いのままに国をもらい、この播磨の城に帰ることはない。

 

人の意見を聞いてから出る知恵は、本当の知恵ではない。

 

いくら謙信や信玄が名将でも、俺には敵わない。彼らは早く死んでよかったのだ。生きていれば、必ず俺の部下になっていただろう。

 

信長公は勇将であるが良将ではない。剛を持って柔に勝つことを知ってはおられたが、柔が剛を制することをご存じなかった。ひとたび敵対した者に対しては、怒りがいつまでも解けず、ことごとく根を断ち葉を枯らそうとされた。だから降伏する者をも誅殺した。これは人物器量が狭いためである。人には敬遠され、衆から愛されることはない。

 

戦は六、七分の勝ちを十分とする。

 

およそ主人たるもの、1年使ひ見て、役に立たぬときは暇を遣はし、家来としては、三年勤めて悪ししと知らば、暇をとること、法なり。

 

家康は愚か者だ。が、油断のならない愚か者だ。

 

敵の逃げ道を作っておいてから攻めよ。

 

いつも前に出ることがよい。そして戦のときでも先駆けるのだ。

 

財産を貯め込むのは、良い人材を牢に押し込むようなものだ。
世が安らかになるのであれば、わしはいくらでも金を使う。

 

女狂いに好き候事、秀吉真似これあるまじき事

 

どこへ逃げたって、日本全国は俺の庭だ。気にするな。

 

何事もつくづくと思い出すべきではない。

 

側に置いておそろしい奴は、遠くに飛ばす。

 

一歩一歩、着実に積み重ねていけば、予想以上の結果が得られる。