
喧嘩ってのは、おっぱじめるとき、すでに我が命ァない、と思うことだ。死んだと思いこむことだ。そうすれば勝つ
一日過ぎると、その一日を忘れるようにしている。過去はもう私にとって何の意味もない。
男の一生は、美しさをつくるためのものだ。俺はそう信じている。
世に生き飽きた者だけ、ついて来い。
我が兵は限り有るも、官軍は限りなし。一旦の勝ち有りと雖(いえど)も、その終には必ず敗れんこと、鄙夫(ひふ)すらこれを知れり。然るに吾れ任ぜられて、若し敗れるようなことあれば則ち 武夫の恥なり。身を以てこれに殉ずるのみ
昨日の夕陽が、きょうも見られるというぐあいに、人の世はできないものらしい。
未来だけは、いやにはっきりとした姿で、私の眼の前にある。
あんたは総師だ。生身の人間だと思っては困る。奢らず、乱れず、天下の武士の鑑であってもらいたい。
我、将来武人となりて、名を天下に挙げん。
よいか、人を斬る剣は所詮は度胸である。剣技はつまるところ、面の斬撃と、突き以外にない。習い覚えた区々たる剣技の末梢を忘れることだ。
たとえ身は蝦夷の島辺に朽ちるとも 魂は東(あずま)の 君をまもらむ
我この柵にありて、退く者を斬る!
知れば迷ひ、知らねば迷はぬ、恋の道
勝てるか勝てないか、やってみなければわからないよ。おらァもう、勝敗は考えない。ただ命のある限り戦う。どうやらおれのおもしろい生涯が、やっと幕をあけたようだ。
目的は単純であるべきである。思想は単純であるべきである。
梅の花、壱輪咲いても梅は梅。
皆、自分の道をゆこう。