曹操

燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや。

我、人に背けども、人、我に背かせじ。

おまえたち、そんなに、私を見たいか。目が四つ、口が二つ、あるわけではない。わたしも人間だ、ただ智に長けているのみ。

山は高きを厭わず、海は深きを厭わず。

君に事えてその本を忘れざるは、天下の義士なり。

進取なる者が、正義であるとは限らず、 正義なる者が、進取であるとは限らない。

将なる者、ときに、臆病であるべし。いたずらに、勇猛になるべきではない。

功なき臣を官せず、戦なき士を賞せず。

金を手にして好い気になるのは、愚か者だけ。

失敗の責任は主君に、成功の功績は家臣に。

快楽に溺れる人生ほど、詰らない人生はない。

戦にも負けてみるがいい。敗れて初めて覚り得るものがある。

成功したければ、踏みならされた道を選ぶな。

大きな仕事を手軽にやってのけるのが、大事を成す秘訣。

成功には、粘り強さより、大切なものはない。粘り強ければ、いかなる障害も越えられる。

私は、こうなることが、分かっていた。自分が聖人だから、というわけではない。ただ、天下のことを、経験してきたからだ。

月旦を以って、各自、欠点を省みよ。わたしも、必ず、それに、目を通そう。

政治こそ、人間の仕事のうちで、最高な理想を行いうる大事業だ。

私は、いかなる逆境も、好機に変える努力をした。

事業の成功に、奇跡が入る余地はない。永遠の成功とは、自分を信じられること。

怒りて容を変えず、喜びて節を失わず。