
眠たくなったら、そのままおやすみなさい。また眼がさめたら念仏を続けたらよろしい
身は卑しく保ち、心は高く持つべし。
どんなに難しく、厚い書物でも三回読めば理解し、暗記することが出来る。
智者の振る舞いせずして、ただ一向に念仏すべし。
浄土を往生しようと望む人は、それができるか、できないかに迷わずに、自分が間違いなく往生できるのだという確信をもって念仏すれば、必ず往生できる。
一丈の堀を越えんと思わん人は、一丈五尺を越えんと励むべきなり。
数限りなく念仏を唱えることで、その巨身は次第に縮小され、やがては等身大になって念仏者の眼前に立ち現れる
栄あるものも久しからず、いのちあるものもまた愁いあり。
我が心鏡にうつるものならばさぞや姿のみにくかるらん
月影の至らぬ里はなけれども 眺むる人の心にぞすむ
目のさめたらんほど、念仏し給へ 。