
若いうちは無駄が栄養ですね。
なれるとかなれないとか考えていたって一歩も前には進めません。やるかやらないか、それしかないのですから。
若い人には、失敗してもいい場所が必要だと思うんです。
100勝くらいで満足するためにメジャーに来たわけではない。
お客さんに喜んでもらってお金を稼ぐのがプロ。
自分も楽しくやって、見ている人を魅了して、夢を与えられるようになりたい。
チャンスの少ない時代だからこそ、少ないチャンスを生かしてもらいたい。
何度も言いますが挑戦しないことには始まらないのです。
現状には決して満足したくない。それなら最後まで自分がなりたいピッチャーのイメージを持ち続けて挑戦して行こうと思うんです。
そのチャンスを生かすために日々努力をしておくことが大切。
メジャー・リーガーになるんだという強い意志さえ持っていれば、いつかはきっとかなう夢だと信じてやってきました。
自分が抱いたメジャー・リーグ挑戦という夢に対して、それがただの絵空事だなんて否定的に思ったことは一度もありません。
何かを得ようと思ったら、毎日毎日、繰り返しやりますよね。そうやらないとうまくならないし、成果が出ないじゃないですか。
挑戦すれば、成功もあれば失敗もあります。でも挑戦せずして成功はありません。
やっぱりスポーツ選手は世界に出なきゃいけない、
とつくづく思いました。行かなきゃ何もわからないんです。